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「かねさわ道」を歩く ~旧街道を楽しむ3~

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「かねさわ道」を歩く ~旧街道を楽しむ3~

旧街道を楽しむの第3弾は、「かねさわ道」です。

 

旧街道といえば東海道、中山道など五街道を思い浮かべますが、それ以外にも、北国街道や西国街道など脇往還と呼ばれる五街道を補完する主要な街道や、地域の主要な場所を繋ぐ様々な街道がありました。今回の「かねさわ道(金沢道)」は、東海道の保土ヶ谷宿から別れ、金沢八景に至り浦賀や鎌倉に通じる旧道です。江戸近郊の観光地でもあった金沢八景や鎌倉に至るルートとしてにぎわっていたそうです。幕末には浦賀に来た黒船を見に、志士たちも歩いていたかもしれません。

 

この道を知ったきっかけは、東海道を神奈川宿から茅ヶ崎まで歩いていたときに発見した道標でした。写真の通りの4つの道標が並んでいる中の一つに「かなさわ」と書いてあるではないですか。私は金沢文庫に住んでいるので、何かあるのかなと帰ってネットで調べてみると、いつもの生活範囲にある旧街道でした。これは是非歩いてみようと思い、8月初旬の暑い中、午前8時に保土ヶ谷駅を出発しました。

 

保土ヶ谷駅から東海道に出ると、すぐに金沢横町とよばれる分かれ道に出会います。ここを左に曲がって、JR東海道線と国道1号線を越えると、急な坂が待っています。「岩名坂」といい有名な東海道の「権太坂」に似たいかにも旧道という雰囲気の道で、途中には「政子の井戸」など歴史を感じさせるスポットがあります。

汗をかきながら登り、見晴らしの良い丘の上から横浜の風景を見たあと坂を下ると、いつも通勤に使っている京急の線路をくぐり大岡川に至ります。本来の旧道は幹線道路なのですが、暑さを避けて大岡川沿いの涼しげな遊歩道を進み、上大岡の駅を越えます。そこから先はいつも車で通る幹線道路の脇に沿った旧道を歩きます。ここは期待していたのですが、両側に建売住宅が並ぶ普通の住宅街の道でした。それでも、道幅や曲がり具合に旧街道の匂いがのこっていて、途中数か所に区が設置した案内板もありました。

能見台の住宅地の坂道を登り、道は宅地開発を免れた緑地の中に続きます。木漏れ日の中、汗が引くのを感じながら歩いていると、能見堂の跡地があります。金沢八景を望む展望台のような場所で、江戸時代には有名な観光スポットでした。坂を下ると、もう金沢文庫の駅です。ちょうどお昼になったので、おいしい蕎麦屋で昼食をとり、また歩いて八景島の温浴施設で一風呂浴びて、その後はもちろんビールです。このために歩いているようなものですね。

 

保土ヶ谷から金沢文庫までの「かねさわ道」の距離は、ネット上の地図サイトの情報では15.9㎞、約4時間の行程でした。活動量計Fによれば、前後の歩きも含め一日で30,640歩、22.12㎞歩きました。

 

夏の暑い時期は、充分に水分をとって、途中の休憩も多めにして熱中症予防に気を付けましょう。この日は計1.5リットルほどの水分を取りました。

 

身近なところにある旧街道を見つけて歩くのも一つの楽しみだと感じました。なにせ近いので、すぐに歩けます。人工的ではない自然な曲がり方や道幅、古いお寺や神社、お地蔵さんなどがあればそこは旧街道かもしれません。

いつもの風景が違ってみえてくるかもしれませんよ。

 

【KOBAYASHI】

 

・写真1枚目:保土ヶ谷宿 金沢横町の道標
・写真2枚目:保土ヶ谷区岩井町付近のかねさわ道

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