CONCEPTコンセプト

「健築」の3つのアクション

私たちは「健築」を実現するために、エビデンスをベースに「空間デザイン」することに加えて、一人ひとりのいきいきとした生活行動を促進する「プログラム」を提供するとともに、空間デザインとプログラムがもたらした効果をフィードバックする「分析・評価」の3つのプロセスを継続的、循環的に行っていきます。

「健築」の3つのアクション

  • プログラム

    プログラム

    エビデンスに基づき、プログラムと一体となって活用される空間をデザインします。

    • 医学分野のエビデンスや、独自の研究成果などに基づく科学的デザイン
    • WELL Building Standard認証を踏まえたデザイン
    • 蓄積された経験とステークホルダーとの対話を通じたデザイン
    • コンパクト+ネットワークを実現するまちづくり
    • ソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)を実現するまちづくり
  • 分析・評価

    分析・評価

    空間を有効に活用するプログラムを提供することで、健やかで、心豊かな生活をサポートします

    • 交流とソーシャル・キャピタルの醸成を促すプログラム
    • 一人ひとりの特性に合った身体活動に関わるプログラム
    • リカバリー(ストレスからの回復)・気分転換を促すプログラム
    • バランスのとれた規則正しい食生活をもたらすプログラム
    • 施設機能(用途)の最適な配置と機能連携を行うプログラム
  • 空間デザイン

    空間デザイン

    医学・疫学分野の手法を活用し、空間デザイン・プログラムに関する新たなエビデンスを創出します。

    • 医学・疫学研究による普遍性の追求
    • コホート研究による因果関係の探索
    • 介入研究による効果の検証
    • ライフコース・アプローチ
    • まちづくりのヘルス・インパクト・アセスメント

「健築」のための空間特性

「交流」や「身体活動」を促し、「感性」に響く場所を、建物やまちのいたるところにつくっていくことで、一人ひとりが社会と接点をもち、心身の健康と安寧を感じながら、自らの可能性を広げていける社会が実現できると考えています。

  • 交流

    交 流Communication

    交流がもたらす健康

    日々の挨拶や会話といった気軽なコミュニケーションから、心の底から打ち解けあった関係づくり、地域活動への参加など、人と人との交流を高めて、社会参加を促していきます。

    交流と健康との関係

    • 地域において社会参加することは、高齢者の健康に影響します
    • 上司や同僚との交流は、ワーク・エンゲイジメントに影響します
    • 一緒に食べること(共食)は、ひとりで食べること(孤食)に比べて健康に良い影響をもたらします
  • 身体活動

    身体活動Activity

    身体活動がもたらす健康

    一人ひとりの能力や状態等に応じて、あるいは時間や場所等の制約に縛られることなく、多様な選択肢の中から、自然に、意識することなく効果的な身体活動を促していきます。

    身体活動と健康の関係

    • その人の体力に応じた適度な歩行運動や階段の利用は、健康維持や病気の予防に良い影響をもたらします
    • 体を動かすことはコミュニケーションのきっかけになります
    • ストレッチ等の軽運動は、身体の痛みを減らし、心理的なストレス反応を緩和します
  • 感性

    感 性Impression

    感性への刺激がもたらす健康

    私たちを取り巻く空間やまちから五感への働きかけとダイナミックなインタラクションが、心地がよく、刺激に満ちた時間をつくりだし、こころとからだに安寧をもたらします。

    感性と健康との関係

    • バイオフィリックデザイン(生命・自然との交わりに配慮したデザイン)は、心身の健康を促進します
    • 自然のリズム(サーカディアンリズム)が感じられる環境は、ストレスを和らげ、さまざまな病気の予防につながります
    • 木を使った空間は、疲労やストレスを緩和します